【貯金できない】家計簿公開!私たち夫婦でもNISAやiDeCoはできる?
目次
NISAやiDeCoは貯金がなくてもできますか?
「旅行のスケジュールは、15日以降の週末が良いな!そうすれば給料日後だから、我慢せずに旅行を楽しめる!!」
こんな風に、お給料日をベースに旅行やレジャーの計画を立てていませんか。
実はこの言葉、最近友人と旅行の計画を立てている時に言われたもので、思わず、
「旅行で我慢せずにたくさんお金を使ってしまったら、次のお給料日までの生活はどうなるの?ちゃんと、予算を決めないと。」
と注意してしまいました。職業病ですね。
そうは言っても、私自身も社会人になったばかりの頃は、同じように給料日の後に旅行やショッピングの予定を沢山入れていました。
そしてお給料日前になると自由に使えるお金がなくなり、友人や同僚からの誘いを断ったり・・・。
お給料が入ったら使うことばかり考えてしまって、貯金が減っていくばかり。
このままの生活では住宅ローンを組んで家を買うのも心配だし、子供の教育費が足りなくなってはどうしようと心配になりませんか。
最近、周りで始めている人が多いNISAやiDeCoは、貯金が殆どなくてもできますか。と相談される人も増えています。
貯金が全然ない家計でも、資産運用でお金をふやすことができて今までの分を挽回できたら嬉しいですよね。
実際の家計簿を見ながら検証してみましょう。
家族構成
妻 38歳 会社員 年収300万円
長男 1歳
共働き夫婦で賃貸マンション暮らし。
今年から子供を保育園に預けて妻が復職。
結婚当初300万円あった貯金は、妻が産休・育休の間に取崩し、現在の残高は100万円。
夫の趣味はファッション、妻は美容にお金を使うことが多い。
■月の家計簿
手取り給与 | 夫25万円 | 妻20万円 | 合計45万円 |
家賃・管理費 | 13万円 | - | 13万円 |
食費・日用品 | - | 10万円 | 10万円 |
水道光熱費 | 2万円 | - | 2万円 |
被服・美容費 | 3万円 | 3万円 | 6万円 |
交通・通信費 | 1万円 | 1万円 | 2万円 |
外食・レジャー | 5万円 | 3万円 | 8万円 |
保険料 | - | 0.5万円 | 0.5万円 |
教育費(保育料) | 3万円 | - | 3万円 |
医療費 | - | - | - |
お小遣い | 3万円 | 3万円 | 6万円 |
貯蓄・運用 | - | - | - |
収支 | -5万円 | -0.5万円 | -5.5万円 |
※ボーナスのつかいみち
・赤字になった貯金の補填(年間70万円)
・帰省、旅行、レジャー資金(年間20万円)
・家具、家電の買い替え(年間10万円)
ポイント①夫婦別々のお財布
過去の家計簿シリーズのコラムを読んでいただいた方は気付いたはずです。
このご夫婦には共通のお財布や口座がなく、お金が貯まらない家計によく見られます。
妻の妊娠と休職を機に、夫のお給料のみで生活することになった時の習慣のまま、妻の復職後も夫婦のお財布が別々のままでした。
お互い、相手が趣味や美容に沢山お金を使っていることは一緒に生活していて分かっていましたが、「自分だけ節約や我慢をして貯金するのは嫌」という考えで夫婦とも貯金はしていません。
この状況では、NISAやiDeCoを始めるのは現実的ではありません。
ポイント②自由に使えるお金が多い
実はこの家計は、家賃や光熱費は収入に見合った適正額です。ですが問題はこれらの日常生活費以外の支出です。
具体的には、「被服・美容費」「外食・レジャー」「お小遣い」の3項目で、合計すると20万円。なんと手取り収入の45%になります。はっきり言ってこれは使い過ぎです。
ジム通いやエステ、脱毛、平日のランチ代が夫婦とも1,500円以上など、改善の余地は沢山ありそうです。
まずはお互いに、月1万円ずつ支出を減らす約束をしてもらいました。
少しずつ習慣を変えていき、現在の月の収支-5.5万円を±0まで持っていくのが目標です。
ポイント③生命保険の不足
本題の資産運用から少し離れますが、この家計の保険の支払いは、妻の医療保険とがん保険のみで合計5,000円です。1歳のお子さんがいて、貯金残高が100万円、この状況で大黒柱の夫が保険に加入していないのは、とてもリスクが高いです。せっかく資産運用でお金をふやしても、病気や働けなくなった時にそれを取り崩してしまうのはもったいないですよね。
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希望していたNISAやiDeCoなどの資産運用はどうでしょうか。
月1万円ずつ支出を減らすことができれば合計2万円のお金が浮きます。まずはこの中から、5,000円でNISAを始めてみることにしました。残り15,000円は夫の生命保険と貯金に充てます。
NISAは引き出しに制限がないため、損失のリスクはあるものの不測の事態が起こった時はすぐに現金化できます。そのため貯金が少ないご家庭でも取り組みやすいです。
一方で、原則60歳まで引き出すことができないiDeCoはお勧めできません。まずは貯金して、残高が結婚当初の300万円まで貯まってから検討してもらうことにしました。
少額でも良いので、コツコツ長い期間投資をするのは資産運用の基本ですが、教科書的な理由以外にも早く始めるメリットがあります。
預貯金と異なり、NISAやiDeCoの資産運用は、増えたり減ったり変動します。この「増える」という感覚は、低金利の日本ではなかなか味わうことができませんでした。資産運用を始めた方の多くが、預貯金以上のリターンに驚き、「お金が増えて嬉しい」と話してくれます。
そしてしばらくすると、お金を「使う」楽しさよりも、お金を「ふやす」楽しさの方が勝って、趣味に使うお金を減らして積立投資の額を増やす人も多いです。
このように、ストレスなく消費から投資へお金の流れを変えることができれば、月の収支がプラスになる日がぐっと近くなりますね。
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